売却ガイド
不動産売却の方法は、不動産業者による「買取」と「仲介」が代表的です。
どちらにもメリットとデメリットはありますが、明和住建では「買取」に力を入れています。
それは、お客様に強くおすすめできる理由があるからです。
買取のメリット・デメリット
デメリット
- 価格の違い
買取のデメリットを挙げるとするならただ一つ。「仲介による売却に比べて価格が安くなること」です。物件を再販するにあたって取得・販売経費やリノベーション費用などがかかるため、仲介の相場よりもやや落ち込まざるを得ません。
メリット
- 仲介手数料が不要
仲介で買い手を見つけてもらった場合、成功報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。買取なら不動産業者に直接売却するので仲介手数料はゼロ。売却にあたっての諸費用を節約できます。
- プライバシーを考慮した売却
急な転勤や家庭の事情など不動産の売却に踏み出すケースはさまざまです。買取の場合、物件の広告掲載や内覧といった販売活動がないため、売却を知られたくないという事情をお持ちの方でも、しっかりとプライバシーを守ることができます。
- 現状のまま買取
仲介では「汚い・古い」などの理由から売却までに時間がかかったり、リフォームをしなければ買い手が現れなかったりすることもあります。買取の場合、「現状」での売却ができるため余計な負担や時間を気にする必要がありません。
- 売却後の瑕疵担保責任・修補責任がナシ
仲介で不動産を売却した時、売主は一定期間、瑕疵(外部から容易に発見できない欠陥)を保証する責任を負う場合があります。代表的なものとして、雨漏れや給排水管の不具合、シロアリの被害などがあり、補修費は数十万円から時に数百万円におよぶこともあります。不動産会社が買取すると瑕疵担保責任を免除することができるため、売却後の追加負担や心配がいりません。
※一般に瑕疵担保責任の期間は2~3ヶ月程度。また、事前の告知により瑕疵担保責任を免除されることもあります。 - 安心・確実な取引が可能
仲介を通した場合、買い手がなかなか見つからず、その後の計画が大きく崩れ、ライフプランに影響を招いてしまうこともあるようです。買取なら、売却の期日が決まっているので確実かつ安心をしていただけます。
このように、お客様がより多くのメリットを受け取れることから、明和住建は「買取」に力を入れているのです。
買取についての流れを説明いたします。
01.事前準備をする
買取査定を依頼する上で、まずご準備いただきたいのは「査定に必要な書類」。スムーズな売却にはこの事前準備が欠かせません。
●査定に必要な書類
・登記に必要な「固定資産評価証明書」または「固定資産納付書」
・所有権移転登記に必要な「登記済権利証」または「登記識別情報」
・建物の形状・仕様を確認する「建物図面」及び「建築確認申請書類」
・土地の形状を確認する「公図・地積測量図面」
・その他、購入時資料
02.買取査定の依頼
経験豊富なスタッフが現地にうかがい周辺環境や立地を確認。お客様とのコミュニケーションを第一に、物件にまつわる情報をお聞きしながら、査定作業を行います。
03.買取価格のご提示
お預かりした書類、現地やお客様から収集した情報、近隣の販売状況、実際の成約事例など多くのデータをもとに買取価格をご提示します。
- 01事前準備をする
- 02買取査定の依頼
- 03買取価格のご提示
- 04契約・決済(=お引渡し)
04.契約・決済(=お引渡し)
買取価格にご納得いただけた場合、ご契約に向けて諸条件の打ち合わせを行い、売買契約の締結となります。契約内容の読み合わせや記名・押印、手付金の受領などを行います。最後に残金を決済して、物件のお引渡しを受けたところで買取取引は終了です。
決済については銀行などの金融機関で行うのが一般的。司法書士による本人・書類の確認、残代金の受領、各種清算金の受領の他、各種債務の完済・抹消手続きを行い、物件や関係書類の引渡しを行います。
査定から残金決済まで、買取は仲介による不動産の売却よりも期間が短くなる分、お客様ご自身でご準備いただくことも多くなります。
疑問やスケジューリングなど、しっかりサポートします。